ICONIXプロセスのロバストネス分析をastah*でやってみたお話
これはなに
ICONIXプロセスはユースケースから駆動する開発手法で以下の本が詳しい。
www.shoeisha.co.jp
この開発手法で、ユースケース(分析)と設計の狭間にロバストネス図を使ったプロセスが存在する。
これをUMLツール(astah*)でやってみた。
なぜやるの
分析の過程でシステムを意識しすぎると、設計の幅を狭めてしまう。
そのために、システムを意識せずに分析したとする。
ここで、アーキテクチャ設計をしようとすると分析と設計の間に溝ができてしまう。
分析とアーキテクチャ設計の間にもう1つ設計(名称はロバストネス「分析」だが)を挟む。
どうやるか
ロバストネス図専用のダイアグラムはないので、コミュニケーション図で書く。
書籍と少し異なるが、目的は達成できる。また、見た目もあまり変わらない。
さらに、UIやActorをパッケージでまとめるとこんな感じで構造ができる。
UIとそこで実行可能な機能になっている。このまま機能仕様書の章立てになりそう。