要求開発アライアンスさんの7月定例会のメモ。
DevOpsに関するセッションがあるということで参加してきた。
2017年7月定例会 - connpass
"DevOpsを国内外の事例を活用し取り入れる (Adapting Foreign DevOps Idead in Your Organization)"というタイトル。
内容
心に引っかかった箇所を以下にメモ。
※ 引用で記載していますが、まんまではありません。*1
言葉、会社(仲間、同僚)、文化が異なる。Different languages, companies, culture.
ビジネスの領域が異なる。Different business.
同じ日本であっても、会社が異なれば、ビジネスの領域が異なる。
それは、海外から来たものと同様に、「外部の物」であって、そのままではなじまない。
チームのエンジニアの技量によっても手法を取り入れられるかどうかは変わる。
Don't become "Tom" *2
であれば、海外の似たビジネスの領域から来たDevOpsを参照したほうが良い。
共感 Empathyについて
米国であればOut Going、スポーツやBBQのような。
日本だと飲み会。飲み会は、共感を目的としたイベント。文化。
The Culture of Blame と The Culture of Shame
米国、Blame(責め、非難)の文化、sorry(謝ること)は即ち過ちを認めること。メールやチャットのような記録が残る物が流行る背景ともなっているかも。
日本、Shame(恥)の文化。
文化を変えるのは容易ではない。(変わるかも知れないが)
文化に合ったDevOpsを。
inspirationを取り入れる。やるのはあなた(自分)達。
所感
感じたことをメモ。
恥の文化、"Culture of Shame"、は新しいことへの挑戦や改善に対して、時に障害となりうるのではないか。
恥の文化を認め、これが障害とならないような手法での取り入れ(DevOpsに限らず)が良さげ。
言葉が一色で、ハイコンテクストな日本の会社の文化で、皆感じているのに、課題は明確になる機会が少ないのではないか。
課題は明確になった時点で解決に向かう力が発生すると思う。明確にならない、明文化されないような状況はなるべく避けたい。
カンバン、朝会は馴染む。話しても恥ずかしさがない状況がそこにあると思う。
Agileもそうだが、DevOpsも人の心が大きく関わってくる、ツールや手法のみに目を捕らわれないように気をつけたい。
謝辞
セッション登壇頂いた Alex Papadimoulisさん、Sei Matsumoto はじめ要求開発アライアンス運営の皆さんに感謝です。