Thought about system by Hiroyasu Ishikawa

We are uncovering better ways of developing system.

アジャイルと自由、制約

僕の妻は学校の成績は良くなかったらしい、が、新しいものへの抵抗感や知識を学習することに対する積極性はかなりある方だと思う。そして、なぜか今日は(少し前にも)アジャイルサムライの話になった。妻の職場の業界はSIとかなり離れているもののマネジメントで苦労しているらしい。そんな話を少し出力しておく。

アジャイルサムライって前に話してたよね」
「そうだっけ、ソフトウェア開発の話だけれど他の仕事でも得るものが多いと思うよ」
「読んでみたい」

暫く他の話もしつつ…(ドラッカーとか)

「…自分の利益は何かを冷静に考えることができるのならば、社会にルールのような制約、ルールは必要ないものが多いように思うんだよね。例えば、道路の制限速度があるのは、本来事故を起こしたい人はいないはずなんだけど、人が本当は望んでいないのにも関わらず、速度を超えて走ろうとするから必要になってる」
「自動運転なんかもそうだよね、事故を起こさない技術がまだないから必要になる」
「社会が豊かになれば本来ルールは減ると思うんだけどなぁ」

のような流れ。(全て記憶していないのでだいたいの流れ)

そして話して思ったのは、プロジェクトもそうで、誰も望んでいないゴールへ向かうということが多々あるということ。そしてこの望まない流れを修正する方法として、流れを強制する考え方がプロセスをガチガチに固めるプロセス定義手法、「開発者も顧客もゴールへ向かわざるを得ない状態」にするのがアジャイルの手法なのかなぁ、と考えながら帰宅した。

それでは今日もおやすみなさい。