Thought about system by Hiroyasu Ishikawa

We are uncovering better ways of developing system.

プロセスと成果物

ソフトウェア開発のプロセスをPFDで描いている時に気づいたことがあります。

プロセスはモノを作るためにあるのであって、モノより優先して考えてはいけない

や、当たり前のことではあります。しかしながら、プロセス定義書やPFDを作っていると案外はまってしまう点なのかもしれないと感じました。プロセス定義書やPFDを作る時は「プロセス」を中心に記載するため、頭の中も「どうプロセスを組み立てよう」という状態になってしまいがちです。作るモノも一緒に考えながらプロセスを組み立てるのであれば尚更です。プロセスを定義する時は、プロセスが完了した結果、産み出されるモノ・成果物を強く意識した方が良いと考えます。

作るモノのフローを考えるのだから、PFDは「Process Flow Diagram」というより、ひょっとしたら「Product Flow Diagram」または「Production Flow Diagram」でもいいのかな、と思ったりしました。

これは計画や見積もりにも同じことが言えると思うのです。また、機会があればこれも考えてみたいと思います。