新年を迎えてファイル管理の見直しを行い、バックアップツールのTrue Imageを使うことにしたので少しまとめ。
はじめに
きっかけは親類のPCのバックアップを頼まれたこと。かなり前から「バックアップしていないから何かしたい」とは言われてたので、年始の休暇を使ってバックアップを実施した。バックアップするためにどうしたら良いかわからない人に「フリーソフトを探して使え」とも言えず、サポートのあるソフトをざっくりと比較した結果True Imageを使うことにした。結果、自宅にも導入した。
理由
本ソフトに決定した理由を幾つか下に挙げる。
- 認知度が高い
- スケジュールで定めた時刻に自動起動できる
- 複数のバージョンを差分でバックアップできる
バックアップソフトは自分のデータを預けるのであるから、認知度が高く多くの人に使われ安定性が高いものでないと怖い。
スケジュールで定めた時刻に自動起動できるのは、ものぐさな自分には必須の機能。すぐ忘れてしまうのでソフトウェアを手動で起動しなくてはいけないソフトは却下。
ハードウェアの故障だけでなく、オペレーションミスもある程度保護したい。過去全てのバージョンを保管するとなると保存先の容量を消費してしまうので、過去3回分のような残し方ができるソフトが良い。
増分と差分
True Imageでヘルプを読んだ中で重要だと感じたのがバックアップ種類の差分と増分でした。
差分:各バックアップで、完全バージョン*1からの差分をバックアップ先に保存する
増分:各バックアップで、前のバージョンからの差分をバックアップ先に保存する
3回バックアップした時、各バックアップは以下の通りになるようです。
種類 | 初回 | 2回目 | 3回目 |
差分 | 全てのデータ | 初回との差分 | 初回との差分 |
増分 | 全てのデータ | 初回との差分 | 2回目との差分 |
こうすると差分は無駄に容量を消費してしまうようにも思われますが、2回目のデータがなくても初回と3回目の差分データがあればリカバリできる、リカバリ速度が速いという利点があるようです。
カスタムスキーム
結果、私の主なファイルには以下のようなスキームを適用しました。
容量も節約したいしある程度の期間保存したいという自分の希望を反映した結果です。